2017年7月24日月曜日

Netflixで映画と連続ドラマを観る

映画は最初に映画館で封切られて、その後二番館、三番館へ流れて安価で観る、というのがかつての流れだった。
学生時代の私も、京都で祇園会館や京一会館などで、半年遅れくらいの三本立てを利用していたものだ。

その後、レンタルビデオ店が普及して、それもビデオテープからDVDへと主流が移った。

いままたDVDからオンラインでのレンタル、さらにストリーミング配信へと移り、新作映画も数か月で自宅にいながらにして好きな時間に好きなようなスタイルで観られるようになった。

オンラインで映画をダウンロードしたり、ストリーミングで見たりする方法はかなり充実してきていて、いろんなサービスがある。
競合サービスがしのぎをけずっている観がある。

iTunes Store で映画のレンタルとダウンロードがスタートしたのは2010年のことで、これでずいぶんオンラインで映画を見やすくなった。
その後、さまざまなサービスが次々とあらわれてきたが、Huluは割合先行していた。
私も一時、利用していた。

これは月額いくらの定額サービス方式で、毎月1,000円くらい払えば提供されている作品は見放題というものだ。
これが当たったのか、次々と似たようなサービスが出てきた。
なかでも強豪はアマゾンで、定額サービスもあるけれど、プライム会員だと追加料金なしに見放題、というサービスがスタートした。

iTunes Store、Hulu、アマゾンプライム、これらでだいたいのメジャー作品はカバーできる感じになった。
それに加えてありがたいのは、UPLINKが「UPLINK Cloud」という、これは定額ではなくて一本いくらだが、大手がカバーしていないマイナー作品を中心に配信をはじめたりしている。

そしていま、もっとも巨大なサービスにのしあがってきたのが、Netflixだ。
ここは既存の映画やテレビドラマを揃えているのはもちろんだが、加えてオリジナル作品に力を入れている。
巨額の投資がおこなわれているようで、どの作品も見応えがある。
とくにテレビドラマシリーズは、映画なみのクオリティのものが毎回作られていて、それが20話とかで1シーズンになっているものだから、ハマるとかなりおそろしいことになる。

おそろしさを体験してみたくて、というわけではないが、友人のすすめがあって「サバイバー 宿命の大統領」のシーズン1、全21話を通して見てみた。

いやー、ハマる、ハマる。
脚本、演出、映像、俳優、すべてのクオリティが高く、見始めるとなかなか目を離せない。
かつて映画界に集まっていた才能が、いまやNetflixやアマゾンのネットコンテンツに結集しているんじゃないだろうか。
映像エンタテインメントの世界が大きく様変わりをしはじめている。

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2017年7月22日土曜日

ガイア・エデュケーション講師のお仕事、無事に終了

2017年7月16日、鈴鹿カルチャーステーションでガイア・エデュケーションの公開講座をおこないました。
ユネスコの公認教育プログラムであるガイア・エデュケーションは、エコビレッジ・ジャパンが主催する持続可能な社会をめざす人たちの学びの場で、私などが名を連ねるのが気がひけるほど、その世界では名前の知られた方々が講師をつとめている。

しかし、せっかく事務局の北川弘子さんからお声がけしていただいたので、よろこんでお引き受けすることにしたのだった。
まだだいぶ先のことだと思っていたら、気がついたら開催日時がせまってきていた。

私にあたえられた時間は2時間。
限られた時間でなにをお伝えできるのか。
当日までだいぶ悩んだ(そうは見えなかったと思うけれどね)。

鈴鹿カルチャーステーションには骨董品に近いグランドピアノが置いてあり、二年前に一度弾いたことがある。
今回もどうしてもそれを弾きたいということで、講座の後半には音楽瞑想をいれることにした。
講座のテーマは「自分につながる」ということだったので、これはうってつけだ。

前半は共感的コミュニケーションで自分につながる、つまり自己共感の話をすることにした。

午前中に会場の下見。
準備をしているみなさんにご挨拶。
いい感じにソファや椅子がならび、参加のみなさんがリラックスできるように心がつくされている感じがありがたい。

小森先生たちと昼食をいただいたあと、13時前に会場に行って、何人かの方とお話をさせていただく。
初めてお会いする方でも、どこかでつながっていて、驚いたり喜んだり、今後のお付き合いを約束したり、といったうれしい出会いがあった。

13時に公開講座がスタート。
最前列にはプログラム参加者のみなさんがずらっとならんでいて、壮観。
年齢や性別もまちまちで、このプログラムがめざす多様性が受容される社会をそのまま表現しているように思える。

前半は自由な質疑応答を歓迎しながら、みなさんと交流しながらの共感的コミュニケーション(NVC)の解説や、事例への対応。
後半はソニック・メディテーションの紹介とマインドフルネスへの影響、そしてピアノの即興演奏を使った音楽瞑想へ。

演奏が終わったとき、しばしば起こることだけど、自分の深い部分に触れたり、なにかが開放される人が何人かいて、涙を流している人も散見された。
私も無我の境地で演奏に集中できて、充実感をおぼえた。

一般公開の時間はここまでで、30分の休憩時間をはさんでさらに1時間、プログラム参加者のみなさんとの交流時間をいただいた。
かなり疲れてはいたけれど、受け入れてもらっている感じと、自由に表現する選択が許される感じがあって、この時間も楽しませてもらった。

野々宮卯妙が同席していたので、みなさんからのリクエストをいただいて、現代朗読との即興セッションも、ごく短くではあったけれど披露させてもらった。
そのような機会をもらえて感謝。
鈴鹿へは今後もぜひ、何度か行けるといいと思っているので、どこかでさらにちゃんとしたライブセッションや音楽瞑想の機会が作れるといいなと、ひそかに狙っているところだ。

今回お世話になったみなさんには、心からお礼をもうしあげたい。
ありがとう、またお会いしましょう!

2017年7月21日金曜日

水城ゼミの参加方法を改訂します

水城ゼミをスタートさせて、やがて二ヶ月がたとうとしています。
その間にいろいろなことを試したり、ご意見をうかがったりしてきました。
お付き合いいただいた方々には感謝してます。
ありがとう。

それを受けて、早々と参加方法を改訂することにしました。
旧システムと新システムを以下に掲示します。

旧システム
・三本柱
 共感サロン
 身体文章塾
 現代朗読ゼミ
・ベーシックメンバー
・プレミアムメンバー

新システム
・三本柱はそのままですが、それぞれのメンバーは自由にどれにでも参加できるようになります(旧プレミアムメンバーとおなじ扱い/参加費は6,000円のまま)。
・ベーシックメンバーはそのままですが、共感サロンのオープン枠以外にメンバー枠にも参加できるようになります。

説明すると、水城ゼミに参加したい人(参加している人)は、自分が三本柱のどのメンバーに属するのか選んでいただきますが、それ以外にも別の枠に自由に参加できます。
たとえば「共感サロンメンバー」を選んでそちらに属している方は、共感サロンはもちろん自由に出ていただけますが、他の身体文章塾や現代朗読ゼミにも興味がおもむくまま参加していただいてかまいません。

この措置は、そもそも水城ゼミは、共感的コミュニケーション、テキスト表現、朗読、などアプローチが異なっているものの、そのめざすところは結局おなじものである、ということによるものです。
つまり、すべての人が表現者であり、自分自身につながり、マインドフルにいきいきとすごすことで、自分自身の人生を誠実に正直に、味わい楽しんで生きるための場を、私・水城が微力ながらお手伝いしたい、ということでスタートしたものだ、ということです。

いずれにしても、これまでと変わりなく、より自由に、より活発にご参加いただくことをお願いできれば、と思います。
なにかわからないこと、気がかりなことがあれば、遠慮なくおたずねください。

※水城ゼミについてはこちらをご覧ください。

2017年7月20日木曜日

鈴鹿での初共感カフェは楽しかったな

前日に神戸〈海運堂〉での共感カフェを終え、宿をとっていた尼崎駅前から鈴鹿入りしたのは、7月15日(土)の午前中。
10時半に鈴鹿での共感カフェをお世話してくれた恵理子さんが、待ち合わせ場所まで車で迎えに来てくれた。

会場の〈カフェウチダ雑貨店〉がある白子地区まで移動。
ここは漁港らしく、見たところかなり歴史のある地域の雰囲気がただよっている。
恵理子さんにお願いして、そのあたりをぐるりと一周してもらった。

きちんと調べてみたいが、おそらく漁港であると同時に、かつては海運の要所であったろうと思われる良港で、ゆっくり歩いたらおもしろいものがいろいろとありそうだ。
また来たい。

カフェウチダ雑貨店は古い旅館をとても丁寧に改築した雑貨店と、奥にはかなり広々としたレストランがある、気持ちのいい場所だ。
レストランにはテラス席があり、またアップライトピアノが置いてあって、音楽イベントなどもできそうだ。
今回、レストランではランチをいただくだけだったが、こちらでもなにかやりたくなってきた。
また来たい。

ところで恵理子さんとはじつは生《なま》で会うのは今回が初めてだった。
私の共感カフェにオンラインで何度も参加してくれているので、まったく初めて会う感じはしなかったが、生でさわれるのは初めて。
でも、違和感は全然ない。

ランチにはシローさんや、小林さやかちゃんのお母さんの希依子さんとその仲間も来てくれて、気持ちのいいレストランでおいしい料理を楽しくいただいた。

午後1時から、場所を雑貨店の二階の部屋に移って、鈴鹿での初共感カフェがスタート。
参加者は12名くらだったかな、飲み物やお菓子など、恵理子さんが全部持ちこみで準備してくれていて、大変ありがたく居心地のいい場所となっていた(私も大事にされている感じがあってのびのびとやれた)。

初めて共感的コミュニケーション(NVC)に接する人が半分くらいいたので、まずは基本的なかんがえかたを説明したあと、実際にどんなシチュエーションでどのようになるのか、みなさんから具体例をあげてもらいながら練習したり解説したりしていった。
子どもとの関係、夫との関係、両親との関係など、みなさんの日常のなかで感じているちょっとした問題、あるいはかなり重い問題も含めて取りあげていった。

問題解決が目的というより、お互いに共感的に聞き合うこと、どんなことでも安心して話ができること、忠告やアドバイスをもらうのではなくただ受け取ってもらい自分が自分自身の大切にしていることに気づくことを手伝ってもらえること、そんなことが大事にされている場に自然になっていたことが、私にとってはうれしく、また集まっていただいたみなさんの思いやりの深いお人柄に触れることができて感慨深かった。

終わってからみなさんからまたやってほしい、という声が聞けて、もちろん私もまたみなさんとお会いし、学びやつながりを深めたり、交流をつづけていけたらという気持ちがわきあがってきた。
また来たい。

私は東京と福井の実家を車で毎月往復しているのだが、東名・北陸道まわりのルートだと、名古屋を通過する。
鈴鹿は名古屋からちょうど1時間くらいで行けるので、ちょっと立ち寄るのも案外気楽だということに気づいたり、実感したりした。

今月は29日にも豊田市で共感カフェの案内人をやることになっているので、その前後に周辺で共感カフェの開催や、ボイスセラピー、ボイスコーチング、音楽レッスンなどに興味がある方がいたら、気軽に声をかけていただきたい。

2017年7月19日水曜日

北陸⇒東京、朗読WS、共感カフェ、ボイスセラピー講座

今日はこちら北陸は晴れてきました。
暑くなりそうです(といっても東京や大阪に比べれば全然すごしやすいけど)。
明日は東京に移動です。

明日の午後は、私は参加できませんが、三茶の〈カフェ・オハナ〉で現代朗読家・野々宮卯妙による「声と呼吸で自分とつながる朗読ミニワークショップ」があります。
いつも参加者が少ないみたいでもったいないんですが、おもしろいワークショップなので、どなたも気楽に参加してみてください。

以下は私が世話人のイベントのご案内。
明後日・金曜日は、くにたちの古本カフェ〈門〉でもけご飯付き共感カフェがあります。
その夜はボイスセラピー講座です。
音読療法の全貌を知り、また実際に体験して日常生活で活用してみたい方のための、集中講座です。

そして週末・土曜日は「一日集中自力出版講座」、夜は「共感サロン」
盛りだくさんですが、ご都合のあうものがあれば、気軽にご参加ください。

2017年7月18日火曜日

オーディオブックを作りましょう(表現作品としての)

現代朗読ゼミでは、朗読表現に関するさまざまな研究やトレーニングをおこなっているが、オーディオブックの収録や製作のことも扱っている。
オーディオブックの収録や製作に興味がある方も、まずは体験参加してみてほしい。

直近でオーディオブック研究におこなうゼミ日程は以下のとおり。

 7月24日(月)19:30~21:00

くにたちの会場に直接来れない方は、このオーディオブックのシリーズのみ、オンライン参加も可能。

オーディオブックとは小説、エッセイ、詩、ビジネス書、童話など、文字に書かれたものを朗読し、それを録音してコンテンツ化したもののことをいう。
一般的にはそれらはCD物販だったり、オーディオデータとしてネットコンテンツとして販売されていたりする。

私・水城はもともとアイ文庫という会社のプロデューサーという立場で数多くのオーディオブックを製作してきた(している)。
その際、一貫して大切にしてきたことは、オーディオブックはたんなる「情報コンテンツ」ではなく、朗読者(製作者)の表現作品という側面があるということだ。

朗読ゼミでオーディオブックをあつかう際も、たんに内容が正しく心地よく伝わるものではなく、読み手の個性・存在がいきいきと伝わる朗読作品をめざすということだ。
そこには「じょうず/へた」や「正しい/正しくない」という評価は介在しない。
あるのはただ、読み手の存在が/読み手の生命活動がいきいきと伝わってくるかどうか、ということだけだ。
そしてもちろんそれは結果的に、作品の内容もいきいきと伝わることにもなるのだが。

いずれにしても、朗読者がいかにいきいきと自分自身につながり、その瞬間瞬間の生命のダイナミズムを表現していけるか、ということにおいて、目の前にライブでオーディエンスがいるのか、あるいはマイクが目の前にあるのかの違いだけで、内容はおなじことなのだ。

もっとも、オーディオブックを作るにあたっては専門知識もある程度必要なので、それは適宜お伝えしていこうと思う。

オーディオブックとはなにか。
ネットコンテンツと(CDなど)物理媒体としてのオーディオブックはどう違うのか。
作品選びはどうすればいいのか。
オーディオブックのための訓練はどのようにすればいいのか。
オーディオブックを自分の表現作品とするための心得は?
必要な機材は?
配信方法は?

まったく経験のない方、そもそも表現をやったことのないような方も大歓迎。
まずはいっしょにチャレンジを楽しみましょう。

7月開催:現代朗読ゼミ(7.24)
いまこの瞬間の自分自身をのびやかに表現することをめざす現代朗読ゼミ、7月の開催は24(月)19時半/27(木)10時半/29(日)10時半、いずれも約2時間。

2017年7月17日月曜日

映画:マイルス・デイビス 空白の5年間

いうまでもなくマイルス・デイビスはジャズ界、いや音楽界の最大の巨人である。
これには異論のある人はそういないだろうし、私が「最大の巨人」といいきるにはちゃんと理由がある。
私はピアニストであり、音楽の専門家であって、こと音楽に関してはいい加減なことはいわないのだ(自分基準)。

この映画であつかわれている「空白の5年間」については、『マイルス自伝』に詳しい。
といっても、「マイルスが語ったこと」であり、真偽のほどはあきらかではないが、その話が事実であるかどうかより、マイルスがなにをどう語ったかのほうが大事なのだ。

この映画もそうで、内容はかなり脚色されていると思われるが、ドン・チードルがマイルスをどう語ったか、どう演じたか、その映画からはどのような音と風景が見えてくるかのほうが大事だ。

それにしても、ドン・チードルという役者はすごいな。
だれもが見たことはあると思うが、「オーシャンズ11」のシリーズやマーベリックシリーズにも出ているメジャー俳優だ。
私は未見なのだが(見なければ!)、「ホテル・ルワンダ」ではアカデミー主演男優賞を獲っている。
そしてこの「マイルス・デイビス」では、主演、脚本、監督をつとめている。

彼の演技もおもしろいが、脚本も、映画の作りもとんがっている。
マイルス・デイビスをそっくりに演じてみせるのはほんの余興で、この映画の本当の見所はその構成、カット、音使いにある。
マイルスの本物の音(レコーディングされた既成の音)を使って、マイルスの(映画の時点での)現在と過去を行き来し、また演奏と現実、役者と本物のミュージシャン、現実と虚構をうまく縫いあわせてみせたのだ。
だから、カットがコラージュのように断片的になっているのだが、そこにはチードルの工夫だろう、音源テープに盗まれそれを取りもどすマイルスと音楽ライターとの二人三脚のドタバタストーリーが縦軸に据えられている。

はっきりいってまったく陳腐なストーリーなのだが、しかしそれはマイルスの物語なのだ。
こんな話が実際にあったかどうかより、このようなシチュエーションのなかでマイルスならどのようにふるまっただろうかというアプローチが、彼へのリスペクトであり、オマージュであり、我々観客にも楽しめる部分となっている。

映画の最後に観客へのちょっとしたプレゼントがある。
本当の「いま」のミュージシャンたちが登場する。
そこへ、いないはずのマイルスがドン・チードルという役者の姿を借りて現れる。
どうやって撮影したのか、音を合わせたのか、とくにチードルのトランペットの指使いはどうやって作ったのか、かなり興味を引かれる。

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