2010年9月24日金曜日

NVC教育ワークショップ「平和の文化を教室に」

子ども中心でも大人中心でもない、規範優先でも自由放任でもない、第3の教育理念-パートナーシップ教育。
親・教師・生徒が対話によって互いを尊重するスキルを身につけ、非暴力な問題解決の方法を学び、日々の学習の中で実践して行く。
施設・カリキュラム・運営方針・・・全ての真ん中に平和の文化をおいて造られたテンバ・スクールの創立者キャサリン・キャデン氏から直接実践報告を聞き、教育における平和の文化を経験するワークショップ型セミナーです。
明日からの教育実践に活かせるスキルを身につけることを目的にしています。あらゆる立場で教育に関わる方たちの参加をお待ちしています。

■NVC教育ワークショップ概要■

日時:12月4日(土)9:30〜17:30&12月5日(日)10:00〜17:30
会場:神奈川あーすぷらざ(JR根岸線「本郷台」駅改札出て左へ徒歩2分)
講師:CNVC公認トレーナー キャサリン・キャデン&ジェシー・ヴィーンス   
Catherine Cadden & Jesse Wiens(日本語逐次訳付き)
対象:教育に関心のある全ての方 
*保育室&授乳室があります。利用方法については、個別にご相談ください。
参加費:15,000円(2日間)
     初日のみの参加も可能。参加費:10,000円。 2日目のみは不可。
主催:NVCワークショップ委員会(担当:中川春野、レジーナ・スプリース)

お申し込みはこちら

■ワークショップ内容■
〇テンバ・スクール実践報告
〇パートナーシップ教育のスタイルを、「サークル」など様々なアクティビティを通して体験的に身につける。
〇「正しいか、間違いか」「良いか、悪いか」「自由か、規範か」の2項対立を「ニーズ」に照らして、より創造的で建設的な考え方に転換するスキルを学ぶ。
〇深いつながりと命を豊かにする関係をつくる「非暴力コミュニケーション」を学び、教育への活かし方を練習する。

■講師紹介■
キャサリン・カデン(CNVC公認トレーナー) 
世界を変革するものは何か。それは、共感による繋がりを私達の行動の基盤にする意志である、と彼女は言う。1987年以来、彼女は米国の公立学校、モンテッソーリ、及びシュタイナー学校で働き、主流と「傍流」の両方において、人種差別、物質主義、無関心、疎外、及び暴力といった、教育システムの圧倒的な影響をじかに目撃してきた。
1997年、キャサリンは既存の教育システムから離れた。マハトマ・ガンジーとマーティン・ルサー・キングJr.博士に触発され、彼女は、共感、責任ある自主性、及び非暴力の理念に基づいて、幼稚園から中学までの学校を創設し、TEMBAスクールの扉を開いた。日々の課題に対処するために、彼女は机上の教育理論家よりも平和的仲裁の熟練者に、直接、アドバイスを求めた。ダライ・ラマ、ジャック・コーンフィールド、及びマーシャル・ローゼンバーグである。
11年間、年齢、人種、階級の垣根を本当の意味で取り払った学校運営を続けるうちに、TEMBAは地域の希望の導き手となった。親、生徒、そして及び教師が自らの可能性を花開かせる場所となったのだ。
TEMBAの卒業生は、高校や大学のリーダーとなり、野外教育プログラムを企画し、若者と警察の協力関係を作り上げ、仲間内の争いを解決した。いずれも、既存のシステム内で4.0の評定平均を取りながらである。
現在、キャサリンは、ジェシー・ワインスと共に、講演、ワークショップ、及び彼女の本”Peaceable Revolution Through Education” 「教育からの平和革命・未邦訳」を通して、より安全で喜びに溢れる平和な社会を作るための着想と実際的な知識を世界の人々の手にもたらそうとしている。詳しくはhttp://www.zenvc.org (英語)。

今回はキャサリンのパートナー、ジェシー・ヴィーンス氏も来日し、二人でワークショップをリードします。

■もっと知りたいあなたへ。本とサイトの紹介■

TEMBA Schoolについて:
”Peaceable Revolution Through Education” Catherine Cadden著 ア
マゾンで買えます!

NVCについて:
http://www.cnvc.org/(英語)
http://www.nvc-japan.com/modules/pico/(日本語)

お問い合わせは、こちらまで。