2011年6月4日土曜日

ライブワークショップ初日、くせものレッツノート

今日は午後から「朗読はライブだ!」ワークショップ7期の初日。
今期は参加者が4名と少なく、プログラムをゆったりめに取ることにした。全員参加での群読プログラムに、漱石の『夢十夜』の第三夜をテキストに使うほか、できれば全員にひとりずつ、ひとり読みをやってもらいたい。
初日はいつものように、朗読という表現行為でおこなわれている本質的な原理の確認。それから現代朗読の考え方と、それに必要な「Voice Trinity」の解説。
あとはそれぞれに沿った実際のエチュードやら、呼吸と発声のエチュードなど。

初めて参加する人もいれば、途中で飛びこみで見学に来られた方などもいた。いずれもおもしろがってくれたようで、とくに現代朗読の考え方については「衝撃的でした」と感想をもらったりした。
私としてはなにも特別なことをやっているつもりはないのだが、逆にいえば一般的な朗読がいかに特殊な「箱庭」のような世界に入りこんでしまっているか、ということかもしれない。なんとか朗読の世界を風通しよく、だれでも楽しめ、そして奥行きのある芸術表現にまで高められるものにしたいと思う。

ライブワークショップは始まったばかりなので、興味がある方はいまなら途中参加も可能です。
詳細はこちら

それとは別に、今日は朝から丸さんが来て、パソコンのHDDの換装作業をやってくれた。
私が使っているものではないが、パナのレッツノートで、単純にHDDを入れ替えるだけではうまくいかず、いろいろなトラップが次々と現れた。
いろいろやって、なんとか換装したHDDで起動できるようになったのが、もう夜になってから。作業は明日に持ちこし。
丸さん、ご苦労さまでした。明日もよろしく、です。