2012年1月21日土曜日

これからの低線量被爆社会を生きる

これからの日本人が低線量汚染社会を生きていくことになるのは間違いないところだろう。いくら「除染」したところで、完全に放射性物質が消えるわけではない。線量を減らすことはできるが、取り除いた放射性物質はその場所を変えるにすぎない。
また、福島第一原発をはじめ日本中にある原発には大量の放射性物質が存在し、それも半永久的になくなるものではない。半減期がとても長い放射性物質もある。
私たちにできるのは、せいぜい自己修復能力を高めて、被爆しても発病しない免疫力の強い身体と生活を作ることくらいだろう。とくに子どもや若い人にはそれをおすすめしたい。
免疫力を高めるには、生活や食べ物の質を改善することが有効だし、また免疫力を高めるさまざまなエクササイズを習慣することもいいだろう。
規則正しい生活リズムを心がける。不規則な生活は免疫力をいちじるしく低下させる。
免疫力を高める食品を積極的にとる。
ヨガや武術、芸術表現、さまざまな呼吸法は免疫力を高めることが知られている。
そしてなにより、ストレスマネージメント。ストレスをためこんでトラウマ化させないようにマインドフルな時間をすごすように心がける。先人の知恵からも多くのことが学べる。
こういったことをできるだけ多くの人と共有できるといいなと思う。