2012年9月22日土曜日

大切な日々

さきほどスケジュールを整理していて、この先一か月、なにも予定がはいっていない日がただの一日もないことに気づいた。
10月26日まですべての日になにかしら予定がはいっている。
油断していた。

なにも予定がない日を丸一日作る。
なにも予定がない日々を何日か作る、あるいは丸一週間、できれば丸一か月。
可能なら数か月。

数か月の休暇があれば長編小説を一本書ける。
書きたいものは山ほどある。
一か月の休暇があれば音楽アルバムを一枚作れる。
一週間の休暇があれば短編小説を一本書ける。
丸一日の休暇があれば詩を一本書ける。

まあしかし、ないものねだりをしていてもしかたがない。
日々の予定をやりくりして、創作の時間をなんとか作りだす。
そのためには、自分の日常の用事をきちんと落ち着いてこなしていることが、私にとってはとても重要なこととなる。

掃除、洗濯、料理、鉢植えの世話、泳ぐこと、眠ること、そういったことだ。

カスピ海ヨーグルトの種をつないで、ヨーグルトを作りつづけている。
かいわれ大根をはじめとするスプラウトを数種類、台所で育てている。
朝ご飯は玄米を炊いて、みそ汁を作る。

こういう生活に、家族はともかく、他人が介入してくるととても苦しくなる。
自分で自分のことをきちんとする生活が乱れてくると、創作などまったくできなくなる。
演奏にも影響が出る。

年齢を重ねるとともに、毎日のなんでもない生活の時間がとても大切になっていく。