2013年1月3日木曜日

映画「ホビット 思いがけない冒険」を観てきた

昨日は息子も帰省中なので、いっしょに映画を観に行った。そこでおどろいたこと、いくつか。

1. 正月2日めはものすごい車と人でシネコン付きの郊外型ショッピングセンターはごった返していた。
2. だだっ広い駐車場からも車があふれて、運よく駐車できてよかったものの、あやうく上映時間に遅れるところだった。
3. ショッピングセンターのハンバーガーショップとかたこ焼き屋には長蛇の列ができていた。ほとんどが家族連れ。
4. にもかかわらず、映画館はがら空きだった。
5. 映画「ホビット」は3時間近い長尺映画だった。
6. にもかかわらず「つづく」。

いやいや、いろいろとびっくりした。

「ホビット 思いがけない冒険」は「ロード・オブ・ザ・リング」の時代をさかのぼること60年、その前エピソードを描いている。
監督はおなじピーター・ジャクソン。
これは憶測だが、ジャクソン監督は「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影にはいる前に、実はすでに「ホビット」の脚本も完成させていて、しかし映画会社としては興行計画上、著名な「ロード・オブ・ザ・リング」のほうを先に完成させる必要があったのではないか。
しかしジャクソン監督は同時に「ホビット」の撮影も進めていたのではないか。
そうとしかかんがえられないキャストだった。

風景とかセットとか、生き物とか、登場人物とか、ほとんどがCGだと思うけれど、どこからCGでどこが実写かなんて、もういちいちかんがえていられない。
そんなことはどうでもいい。
結局のところ、なにを描くか、なにを伝えるか、というところに映画は集約される。
つまり、技術は表現に隷属しているということだ。
ここのところ、大事。

で、170分の映画はすこしも長く感じられなかった。
170分が「つづく」的な感じで終わったのにはびっくりしたけれど。
「ホビット」は2部作なのか、3部作なのか。
そのあたりの情報を私は持っていない。