2013年10月17日木曜日

「現代音楽と現代朗読の怪しい夜」が終わった


2013年10月16日。
中野のジャズ・ダイニング・バー〈Sweet Rain〉でおこなわれた現代音楽のみなさんと現代朗読の仲間とのライブが、かなりの盛り上がりで終わった。

もともとは〈Sweet Rain〉の常連である現代音楽のピアニスト・中村和枝さんが、フリージャズピアニストの板倉克行さんと共演していた野々宮卯妙や照井数男と知り合いになり、最近は私も含めて親しくお付き合いさせていただいているなかで、現代音楽と現代朗読という企画が中村さんと野々宮を中心に生まれたのだった。
昨日は現代音楽の側が中村和枝さん、木下正道さん、佐藤裕紀さん、石塚潤一さん、村田厚生さん、現代朗読の側が野々宮卯妙、照井数男、そして私というにぎやかなメンバーだった。
そしてラストステージでは遊びに来てくれていたゼミ生の菜穂子さんと夏美ちゃんも飛び入り朗読して盛り上がった。

内容の詳細を書きたいところだが、大変盛りだくさんな内容だったので、後日、記録映像を抜粋してYouTubeで公開しようと思う。

現代朗読という手法は、即興性を重んじたり、なにか決まりごとを作って「こうしなければ」とか「こうしてはならない」という表現における制約を極力排していくものなので、フリージャズや現代音楽の人たちとの親和性がとても高いように思う。
そして音楽を愛する人たちはなぜか現代朗読をおもしろがってくれる方が多い。
なかでも現代音楽や即興のような、柔軟な発想と表現手法を持っている人たちからおもしろがってもらえるのは、おもしろい。

今回のような企画、またやりたいものだ。
(2枚めと3枚めの写真は、お客さんで来ていただいていた川橋さんが撮ってくれたものです)