2014年9月25日木曜日

骨折しました(足首)

まったくもって不注意であったが、起きてしまったことはもとに戻せない。
昨日の朝、コンクリートの外階段の三段目から落下してあちこち打撲し、とくに右足首の痛みがひどかったのだが、なんとか歩けないことはなかったのでそのまま北陸の実家から小松=羽田経由で東京にもどり、世田谷・羽根木まで帰ってきた。
午後の診察時間まで待ち、近所の整形外科まで念のために行って、診察を受けた。

レントゲンを撮り、医師といっしょに見たのだが、素人でもはっきりとわかった。
「パキッ」ときれいに折れている。
腓骨という脚のスネの外側にある骨の根元で、体重を支えるための骨ではないため立つだけだったら不都合はないのだが、方向転換したり、バランスをとったり、脚をひねったら、足先でなにかを蹴ったりよけたりといった動きのために大切な骨だ。
医者に、
「よくこんな状態でここまで歩いてきたねー」
とあきれられた。
ここまで、というより、北陸からずっと移動してきたんだけどね。

その場でギプスで固定され、松葉杖を貸与された。
15年くらい前にやはり右の膝の複雑骨折をやって以来の松葉杖だ。
ひさしぶりにそれで歩いてみると、まあきついのなんのって。
筋力が落ちているせいだろう、やたらと腹筋がきついし、腕も大変。
松葉杖ってけっこう全身を使うのな。
100メートルも歩けば汗だくになってしまう。

そんな状態で昨夜は下北沢まで行き、共感カフェをおこなってきたのだが、みんなから「しばらくは動くなんてとんでもない」といわれ、なるほどそうかと反省している。
最初の一週間くらいは極力動かさないほうがいいようだ。

怪我を負ってみると、普段気づかないことにいろいろと気づく。
もちろん不自由なのだが、自分の身体の使い方や、身体そのものに意識が向く。
いつもやっている韓氏意拳の形体訓練などの稽古ができないのがつらいが、その分、自分の身体と精密に向き合ういいチャンスかもしれない。
この際、しっかりと気づきノートをつけてみるか。

そんなわけで、みなさん、しばらくはご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解のほどを。
ちなみに、今週末28日(日)に羽根木の家で開催する韓氏意見の体験&初級講習会は、予定どおり実施します。
詳細と申し込みはこちらから。