2014年9月29日月曜日

足首骨折でも韓氏意拳の稽古!

昨日は羽根木の家で韓氏意拳の体験講習会および会員向け初級講習会の日だった。
毎月の恒例になっているが、今回は私が「右足首骨折」という事態で迎えることになった。
当然、講習には参加できず、見学だろうとやや落ちこんでいたのだが、前日、内田秀樹先生から謎のメールが。
「座って練習を行う場合は椅子を2脚用意してください」

なにい?
ということは、脚を骨折していても練習できるということなのか?
半信半疑のまま、昨日の講習会となった。

午前中は体験講習会のショートクラス。
体験講習の人が普通に形体訓練や站椿の練習をするかたわら、内田先生に教わって、私も横で椅子に座ったまま練習。

椅子に座って韓氏意拳でいうところの「状態」にはいろうとすると、全身がともないにくいのでかなり様子がちがう。
うまくいかない。
が、それは座っているからではなく、腰から下が動かせないために、全身の「状態」を把握しにくいと自分が思いこんでいるせいだということに、やがて気づく。
立っていようが座っていようが、しゃがんでいようが、あるいは寝転んでいようが、それなりの「状態」の密度をあげることはできる。
また座ったままでも、全身の連動を緻密にみながら練習はできる。
なるほどー。

昨日の講習は、午前・午後を通して「身体をとおる長いスジ」を意識することについてしばしば言及された。
なるほど、スジを長く大きく、そして外に向かう意識を持てば、全身の大きな連動が把握しやすいようだ。

これまで毎回のように体験に来ていた友人の真花ちゃんが、韓氏意拳学会員になることを決意した。
仲間がひとり増えてうれしい。
やはり今回入会するつもりだといっていた喜己くんは、寝坊して来なかった(笑)。

来月の羽根木講習会は、体験講習会が10月20日(月)夜、会員のための初級講習会が10月27日(月)夜の開催です。
興味のある方は現代朗読協会までお問い合わせください。