2015年11月21日土曜日

少人数講座をふたコマ、じっくりと

木曜日の夜はオーディオブック収録製作コースを、今日の午後はボイスセラピスト講座を、いずれも少人数でじっくりと開催した。
羽根木の家にやってくる人たちは、学びだったり好奇心だったり、あるいは自己の成長だったり、さまざまなニーズを持ってやってくるが、いずれにしてもそのニーズに深く貢献するためには、まずはつながりの質が重要なのだと実感している。
私の側にね。

私にもニーズがあって、それは貢献だったり、能力だったり、表現だったりするわけだが、それらをしっかりとホールドした上で参加者とのつながりの質をいかに確保するか、そこが最重要課題だ。
つながりの質が確保できれば、あとはなんでもできる。
どんなことで表現できるし、受け取ったり、贈りあったりもできる。
そこにはいきいきとした交換と創造性が生まれる。

少人数であっても、私と複数の参加者という一対他の構図がある。
ニーズの異なる参加者同士でつながりあうことが難しくても、ファシリテーターである私とそれぞれがつながることで、全員のニーズをホールドしたまま進めていくことができる(難しいけどね)。

木曜日のオーディオブックコースでは、オリジナリティとはなにかというテーマにそったエチュードをおこなった。
今日のボイスセラピー講座は最後にリアルな自分の感覚につながるための音楽瞑想をすこしやってみたりした。
いずれも私自身の能力をたくさん使って学びの場に貢献できたように感じて、いまは充実した疲れのなかにいる。

現代朗読も音読療法も、これからとくに力をいれてみんなとのつながりの質を確保していきたいと思っていて、そこからどんなことが生まれてくるのか、楽しみなのだ。


そこの部分にもっともっと力と能力を傾注していきたい。