2016年6月24日金曜日

映画:ジュラシック・ワールド

2015年公開のアメリカ映画。
「ジュラシック・パーク」のシリーズでは4作めにあたります。
制作費は1億5千万ドル。
監督はコリン・トレヴォロウという人で、私はまったく知りません。

ストーリーはWikipediaとか、ウェブサイトにたくさん出ているので割愛しますが、人間がバイオテクノロジーという神の技術に手を出して、その欲望にまかせるままに恐竜たちを誕生させ、テーマパークを作り、またさらに人を寄せるための新種を捏造した結果、多大なるしっぺ返しを食らう、という話です。
その犠牲はあまりに大きすぎるといえるでしょう。
なにしろ、かなりの人命が失われます。

あまりにあっけなく多くの人が死んでいくので、そのようなシーンが苦手な人にはつらいかもしれません。

しかし多くの人は(私を含めて)このような映画を喜んで観るようで、アメリカでの封切り初日から三日間で、600億円以上の興行収入を獲得したとのことです。
新記録です。
映画館に行った人々は、バイオテクノロジーへの警鐘を観にいったのではなく、もちろん恐竜が暴れて人々を残虐に殺戮するスリリングなシーンを観にいったのです。
そしてスピルバーグはさらに巨額の富を手にいれたわけです。

と書いていて、なんか嫌になってしまいました。
今回はここで筆(じゃなくてキーボードだけど)を置きたいと思います。

ののみずライブ「蟷螂の孵化する」@下北沢レディ・ジェーン(6.26)
6月26日(日)午後7時半スタート、下北沢のライブバー〈レディ・ジェーン〉で現代朗読の野々宮卯妙と即興ピアノ小説家の水城ゆうによるライブです。朗読テキストは水城の書きおろし新作の予定。