2017年1月10日火曜日

2017年にパワーアップシリーズその4

今年2017年に探求して、さらにパワーアップしていくシリーズのその4です。

ヒトの脳というのはやっかいなもので、ほうっておくと平気で自分の都合のいいように事実をねじまげます。
記憶を捏造する、感覚を捏造する、聞きたいことを都合のようにしか聞かない、見たいものを都合のいいようにしか見ない、などなど。

マインドフルネスや瞑想のトレーニングにおいても、この「脳が捏造するイメージ」にだまされないように注意する必要があります。
マインドフルになっている「つもり」、身体の感覚をわかっている「つもり」、体感している「つもり」、内観している「つもり」。
朗読や音楽演奏などの表現においても、これはとても邪魔で、いわば表現の純粋性をそこないます。

感覚のような内部情報や、音や視覚やコミュニケーションなどの外部情報を、経験や記憶という「捏造フィルター」を通すことなく、ありのまま受け取り観察することは、相当トレーニングが必要になります。
そのトレーニングそのものも、自分の都合がいいようになっていないか、みずからチェックをする技術も必要になります。

今年は引きつづき、音楽瞑想をはじめ、朗読や音読のエチュードをとおして、ありのままの自分自身とつながり、自己共感や自己承認をとおして活力や自信を深める方法を、みなさんといっしょに練習していきたいと思っています。

またこれはだれにでもおすすめできるものではありませんが、私個人でいえば韓氏意拳という武術をとおして、上記のようなことにより厳しくアプローチをつづけていきたいと思っています。
なにしろ武術ですから、そこに厳密さを失ったとき「殺られる」ことになります。
すこしでもイメージでものごとをおこなったり、わがことから離れたりすると、そこには「隙」が生まれるのです。
武術は自分自身とつながるための厳しい稽古として、私にとっては大変有効なのです。

もしこのようなことに興味がある方がいたら、私が世話人をさせていただいている講習会が毎月ありますから、参加してみてください。
今年最初の講習会は、駒井雅和中級教練を国立にお招きして、11日の午後におこないます。
これは会員向けということになってますが、会員になる気まんまんの方なら初参加でも受け入れる用意があります。