2017年12月17日日曜日

身体を使って共感を学ぶ、名古屋編

先日・12月14日(木)の午後、名古屋市天白区の水野生惠さんの古民家スペース〈アロマファン〉で「音読と共感のコラボカフェ」を開催した。
生惠さんにはこちらのスペース〈アロマファン〉を毎月のように提供してもらって、私が案内人となるワークや勉強会を主催してもらっている。
ありがたいかぎりだ。
この居心地のいい古民家スペースを、私の名古屋での活動拠点のひとつのように使わせてもらえるというのは、本当にサポートや尊重のニーズが満たされてうれしく感じている。

今回は音読と共感のコラボということで、私がみなさんとのつながりや貢献のニーズからおこなっている「音読カフェ」と「共感カフェ」のふたつを合体させてしまおうという、欲張りな企画だった。

音読カフェは音読療法をもちいた心身の調整、健康法、予防法、活力アップや介護予防のノウハウを、お茶をいただきながら気軽に練習しようというもの。
共感カフェは共感的コミュニケーションをお茶をいただきながら気軽に学んだり練習したりしようというもの。

ふたつを合体させることで相乗効果が見込まれる。
共感的コミュニケーションは、ことばの使い方やその原理・プロセスを学ぶということに目が向いて、とかく知識やアタマに注目が偏りがちだが、実際には身体感覚として学びを深めることが重要だ。
とくに自分自身につながるための自己共感において、それが重要となる。

自分自身の身体やいきいきとした感覚に目を向けておくことで、学びが深まることが経験的にわかっている。
なので、共感カフェの前に音読療法の呼吸法や発声、表現のワークをおこなうことはとても有効なのだ。
今回のコラボカフェは、そんなねらいがあった。

もっとも、コラボといってもともにカフェ形式のなかで気楽に、お互いの気楽さや安心を大切にしながら進めていったので、音読療法も共感的コミュニケーションも初めての方、まだ経験の浅い方も、気軽にご参加いただけたのではないかと思う。
もちろん経験を積んでいる方も、相乗効果のなかで発見や気づきがあっただろうし、そういう私自身も今回をふくめて毎回、発見や気づきがある。

ご参加いただいたみなさん、生惠さん、今回もありがとう。
年明けには1月7日にまたお会いしましょう。

1月7日:朗読と共感のコラボカフェ@名古屋天白
自由でのびやかな表現を心がける現代朗読と共感的コミュニケーションのコラボ企画を、名古屋天白の気持ちのいい古民家スペース〈アロマファン〉にて、新年1月7日の午前・午後で開催します。