2018年5月5日土曜日

映画:ジェーン

2016年公開の合衆国映画。
監督はギャヴィン・オコナー。
ほかにも「ミラクル」「ウォーリアー」「ザ・コンサルタント」などを撮っている。
いずれもこのあとに観てみるつもりだ。
つまり、「ジェーン」がそこそこおもしかったということね。

主演がナタリー・ポートマン。
いわずと知れた「スター・ウォーズ」のアミダラ姫役で有名な女優だが、「ブラック・スワン」という映画でも陰影のあるキャラクターをうまく演じていた。

この「ジェーン」でも、陰影があるというか、両面性のあるキャラクターを演じている。
なにしろ女性が主人公の西部劇ですよ!
いや、そうなんだけど、最初のほうに傷ついた夫を追ってやってくる敵を迎え撃つために武装し、幼い娘を他所にあずけるシーンがある。
てっきり女性でありながら果敢に敵をやっつけまくるドンパチ西部劇なんだと思っていたら、そうでない意外な展開が待っている。

元婚約者があらわれ、結果的に彼といっしょに戦うというか、守ってもらうような形になるのだが、ストーリー設定が巧妙にできていて、アクションとは別に最後まで二転三転とけっこう引っぱられる。
元婚約者役のジョエル・エドガートンという男優、私はわりと好感を持ったな。

ちょっと変わり種のエンタテインメント映画かもしれないが、私はそこそこ楽しめた。
全体的にちょっと暗いトーンなんだけどね。